第1回フィールドワーク 開催レポート(地域資源を活かした多様な人材による共創型課題解決事業)

2023年11月14日、近江八幡市内にて、令和5年度地域資源を活かした多様な人材による共創型課題解決事業のフィールドワークを実施しました。

この日は9名のプレーヤーと近江八幡市を訪れました。

今回のフィールドワークは、一般社団法人滋賀圏 代表理事の深尾善弘さんコーディネートのもと、株式会社wallaby 代表取締役 / MACHIYA CLUBオーナの宮村利典さん、酒のさかえや 4代目店主の宮川晃さんにお話を伺いました。

まずはMACHIYA CLUBの2階で、滋賀圏の深尾さんから近江八幡市の概略をお聞きし、続いて株式会社wallaby 代表取締役 / MACHIYA CLUBオーナの宮村利典さんからまちや倶楽部の事業に関してお聞きしました。場を持つことの意味や効果、運営者として気づかれたことや今後の展望についてじっくりお聞きしました。活動の幅や、地域にもたらしていらっしゃるインパクトとは裏腹に、謙虚にお話される様子に、プレーヤーのみなさんは感銘を受けていました。また、ソーシャルビジネスは普通のビジネスよりも制約が多いものの、それでも収益をあげることはできる、というお話には、希望と勇気を感じたプレーヤーの方も多くいました。

続いてまちや倶楽部のご近所で酒のさかえやを経営されている、4代目店主の宮川晃さんのお話も伺いました。さかえやの事業のことはもちろん、酒屋、滋賀の日本酒など業界の変遷については、造詣が深く、また情熱を持ってお話される様子に、プレーヤーのみなさんや事務局は引き込まれるようにお聞きしていました。

その後、まちや倶楽部内の店舗や、仲屋町商店、コワーキングスペースやゲストハウスなど、会場周辺を見学しました。

当日参加されたプレーヤーの方々からは、下記のような感想をいただきました。

・ビジネスとして収益を上げることと、まちの歴史や文化、景観を維持して地域活性につなげるということを両立されているのがすごいと思いました。常に自分自身がやっていることを話せるように、紙に書いて整理・アップデートしているという点は真似させていただきたいと思いました。

・異業種の方のお話を聞くことで、「自分の会社で置き換えたら、、?」と考えることで とてもワクワクしましたし、考え方や姿勢に学ぶことだらけでした。 その中でも、お二方とも通じて素敵だなと思ったのは 「人との繋がり」を大切にされておられること、チャレンジ行動し続けておられること、そして誠実で、ありのままの姿で話してくださったこと。これがきっと、周りを巻き込んでいろんな前進を創り出していく人なんだろうなと感じました。 そして私もそんな人でいようと改めて決めました。

次回は、1月のフィールドワークです!