ソーシャルセクターへの転職をためらう理由は?
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暑い日が続きますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。今日は、ETIC.が運営する社会課題解決に特化した求人メディア「DRIVEキャリア」が、ユーザーの方々に聞いたニーズ調査の結果に触れながら、「どうしたらソーシャルセクターで働く人を増やすことができるか」を考えてみたいと思っています。 そもそも日本全体で、労働生産人口が減少し、人手不足が叫ばれる中で、ソーシャルセクターの採用難は、更に加速している状況です。転職へのハードルについて尋ねたアンケート結果を見ると、「給与・待遇が良くない」が1番の理由に挙がっていますが、更に調査すると、ユーザーの希望年収と求人記事に掲載されている年収に大きな差はなく、面談で具体的な年収の話をする中でも、「思っていたよりも、待遇が悪くなかった」という声をよく聞くようになりました。一般的なイメージよりも、条件面の実態は改善傾向にあります。 むしろコーディネートをしていて一番のハードルだと感じるのは、2番目に挙げている「求められるスキルの不足・貢献できるか」という観点です。同じ調査で、プロボノ・ボランティアや寄付など、なんらかの形でこれまでにソーシャルセクターに接点を持ったことがある人の割合は、7割にのぼりました。関心をもって積極的に情報に触れている人でも、「具体的にどんな仕事をするのか」、「ビジネスセクターと何が違うのか」、「どんな専門性が必要なのか」については理解がしにくく、求人を見ていても、自分が転職後に役に立つことができるのか確信が持ちづらい、という状況にある人が多いと感じます。 DRIVEキャリアでは、その壁を突破するための実験として、7月から近い社会課題に取り組む3団体とリアルに話し、違いを知ることができるイベント「DRIVEキャリア クロストークライブ」を定期開催しています。まだ4回の実施ですが、参加者の4割がエントリーやキャリア相談につながっていて、社会課題や事業の構造、カルチャー、組織の価値観など、ソーシャルセクターの特徴(業界の特性)や各団体の実態を立体的に知ることが、次の一歩につながると実感しています。これからも社会課題解決に関心のある方々が、ソーシャルセクターに飛び込みやすい環境をつくっていけるよう、試行錯誤しつつ、またみなさんと結果を共有していけたらと思います。 ▶DRIVEキャリア クロストークライブ 〜ETIC.(エティック)とは〜 |
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