創業期から成長拡大期における社会起業家の支援

何を目指しているか

創業期の社会起業家の育成から、成長拡大期の組織のインパクト拡大や人材・組織開発を支援しています。個別の支援にとどまらず、プレイヤーや支援者を含めたエコシステムが育まれ、より良い社会の実現に向けた連家や創発が生まれることを大切にしています。

なぜこのテーマに取り組むのか

ETIC.は、2001年から社会起業家を支援しています。20年が過ぎた今、よりよい社会の実現に向けた思いや問題意識をもって起業する人は確実に増えました。また、自分自身が人生で何を大切にしたいのかに向き合った結果、ソーシャルセクターでのキャリアを選択する人材も増えています。

さらに、こうした団体への支援のエコシステムも豊かになっています。寄付や助成プログラムの増加、休眠預金の活用などの金銭的な支援に加え、多様な支援の取り組みが全国に生まれています。

一方で、少子高齢化や環境問題、格差や人権の問題など、複雑な社会課題は現実に目の前にあり、解決への道のりはまだまだ遠いのが実情です。

だからこそ、私たちは、よりよい社会の実現に向けて挑戦し、周囲の人たちの参加と協力を引き出していく社会起業家やリーダーが、その思いや力を発揮できるように、引き続き応援していきます。

何をしているのか

よい事業や活動が生まれ、社会の変化が実現していくための鍵は、それを実現していく人や組織の成長であると私たちは考えています。団体のステージ別に取り組みをご紹介します。

1)創業期の社会起業家の支援
創業期に大切なことは、自分たちの団体の目的やビジョンといったぶれない軸を定め、基盤となる事業やサービスを立ち上げていくことです。2002年にスタートした社会起業塾イニシアティブでは、先輩社会起業家とのメンタリングや、同期生との切磋琢磨、ETIC.のコーディネーターの伴走支援を提供しています。2022年度までに148名が卒業し、80%以上が現在も事業を継続、それぞれの領域でリーダーシップを発揮しています。

2)成長拡大期の団体の経営層・リーダーの支援
事業を確立し、インパクトを拡大していくステージの団体に対する支援も提供しています。この時期は、既存の事業の持続的発展だけでなく、改めて社会課題や当事者のニーズに向き合い、ビジョンや戦略を見直すことが大事な時期でもあります。また、起業家には経営者の役割が求められ、団体スタッフのリーダーシップ育成も不可欠となります。こうしたニーズに対し、様々なプログラムや支援を提供しています。

また、各団体が個別で学びを深めるだけでなく、異なるステージや領域の団体と交流する機会を重視しています。この交流を通じて、新しいつながりや協力が生まれることを意図しています。

今後の具体的なプラン

社会課題の解決に向けてチャレンジを検討している方、すでに活動や事業を始めている方、今後どう成長していくか、このままでは社会は変わらないのではと悩んでいる起業家やリーダーの方々はぜひコンタクトをしてください。どの機会を活用していいかわからないという方向けには、個別相談の機会も随時受け付けています。

また、こうした挑戦をともに支えてくださるパートナー(企業・行政・財団等)も募集しています。支援側の思いや強みを活かした関わり方をご提案します。

プログラムや取り組みの情報は、メールマガジンで月2回ほど提供していますので、ぜひご購読ください。

担当メッセージ

ETIC.が社会課題の解決や価値創造にチャレンジする多くの起業家・リーダーのみなさんとご一緒してきたからこそ得られた知見やネットワークを、これからチャレンジに挑むみなさんに還元していく、そうしたエコシステムをつくりたいと考えています。 また、私たち自身も当事者であるというスタンスを大事に、よりよい未来の実現に向けて何ができるかを考え抜き、貢献したいと思います。

関わっているメンバー