何を目指しているか
持続可能な社会の実現に向け、ソーシャルセクターに対する支援に取りくむ企業や財団、篤志家の数は確実に増加しています。ETIC.は、これまで培ってきた社会起業家支援の経験や知見、ネットワークを活かし、支援者の思いやリソース(資金や人材等)と、社会課題解決の現場のニーズを最適な形でつなぐことを支援します。
なぜこのテーマに取り組むのか
高まる持続可能性への懸念の高まりや社会課題の複雑化・多様化の中で、自分たちはどのように社会にインパクトを与えることができるのかを模索する企業や財団、篤志家の方々が増えてきています。
ETIC.はこれまで、社会を変えていこうという思いと志を持った社会起業家・NPOを1600名以上支援・育成しています。その中で、相対する社会起業家やNPOと正面から向き合い、彼らの現場に出向き、時にともに汗をかき、彼らが本当に必要な支援を模索しながら長年取り組んできました。
こうした取り組みから得られた経験やネットワークを通じて、日本における様々な社会課題の現状と今後の見通し、現場が抱える困難や資金ニーズなどについて、日本国内でも有数の知見を蓄積することができています。
何をしているのか
これまで企業から財団、個人の篤志家まで、様々な支援者とパートナーシップを組み、社会起業家やNPOを支援するプロジェクトを実施してきました。実施内容は、企画設計から広報、審査プロセスの支援、伴走支援、評価、基金管理まで多岐に渡ります。
主要な事例としてあげられるのが、MIXI創業者の笠原健治氏およびMIXI社による「みてね基金」の立ち上げおよび事務局業務です。2020年春の新型コロナウイルス感染拡大直後の緊急支援を皮切りに、革新的な取り組みに対するイノベーション助成(1件あたり最大1億円)、組織や事業の変革をサポートするステップアップ助成(1件あたり最大1千万円)などの企画・運営を支援しています。
他にも大手企業を中心に、社会貢献活動や助成事業の企画・運営支援の実績が豊富にあります。資金提供だけでなく、プロボノのコーディネートや助成先の報告会の実施など、社員が参加できる機会も数多く手掛けています。
今後の具体的なプラン
私たちはフィランソロピー支援を通じて、社会に役に立つ形でお金を活かしたいと考える企業や財団、篤志家の皆さまと、社会課題解決のために資金や支援を必要とする社会起業家やNPOを結びつけることで、よりよい未来を作るために連帯する社会を共に生み出していきたいと考えています。
これから新たにソーシャルセクターへの支援を始めることをお考えの方も、現在の取り組みのあり方を再考しようとお考えの方も、ぜひよりよい可能性を一緒に検討できればと思います。ぜひお問い合わせください。