特定非営利活動法人ETIC.(エティック)は、株式会社大和証券グループ本社と協働で運営する「子ども支援団体対象 NPO組織基盤助成 ボランティア推進プログラム(通称:Nボラ)」について、第1期の成果とインパクトの可視化に向けた測定結果をまとめたレポートを公開いたしました 。
本プログラムは、ボランティアと協働しながら活動の質を高めたい子ども支援団体に対して、資金支援に加え、9ヶ月間の研修と伴走を組み合わせた非資金的支援を一体化して提供することで、団体の組織基盤強化を目指すものです 。
今回のレポートでは、支援の成果を単なる「活動報告」にとどめず、ロジックモデルの整理と独自の指標(KPI)設計によって、組織の変化を定量的・定性的に可視化しました 。
これらの指標や可視化の方法は「唯一の正解」を示すものではありませんが、関係者との対話を重ね、現場の実態に即した納得性を重視して試験的に設計しています 。
■レポートのハイライト(評価指標の測定結果)
- 組織基盤の変化:ボランティア受け入れの「型」の整備が進み、10団体中8団体で登録ボランティアが増加しました 。また受け入れ体制を測る指数に明確な前進が見られました 。
- 組織文化の変化:10団体すべてにおいて、スタッフ・団体側の意識変化を確認しました 。対等なパートナーシップにもとづき、「手伝う/手伝われる」関係から「共につくる」関係へと変化しています 。
- 子ども支援への還元:10団体すべてで活動の安全性や体験の質が向上し、「子どもにとっての活動の質向上指数」などで高い成果を確認しています。
本レポートの内容は、第1期の試行錯誤を通じて得られた一つの整理であり、同様の支援にそのまま当てはまる万能な指標ではありません 。しかし、NPOの組織基盤強化や非資金的支援の成果をどのように捉え、改善につなげるかを考える「たたき台」として、他の支援現場でも広く応用・発展できるものと考えています 。
NPOへの助成やプロボノ等の非資金的支援を検討されている企業の皆様、社会課題解決におけるインパクト評価・ロジックモデル構築に関心のある皆様にとって、本レポートの実践知が今後の支援活動の一助となれば幸いです。
▼ レポート(PDF)の詳細はこちら
https://nbora.grant.etic.or.jp/
■お問い合わせ先
特定非営利活動法人エティック(渡辺、日出間、田村)
(ページ下の「法人お問い合わせ」よりご連絡をお願いいたします。)
※コメントは最大500文字、5回まで送信できます