第3回フィールドワーク 彦根コース開催レポート(地域資源を活かした多様な人材による共創型課題解決事業)

2024年1月29日、彦根市にて、令和5年度地域資源を活かした多様な人材による共創型課題解決事業「こくりしが」のフィールドワークを実施しました。

この日はプレーヤー5名と事務局で、彦根市で事業をされている株式会社いろあわせの北川さんを訪ねました。

まずは株式会社いろあわせのオフィスにて、北川さんから事業紹介をしていただきました。北川さんが創業されるまでの経緯や、創業されてどのように経営されてきたのかをお聞きしました。事業をつくり、育てる上で、スタッフとなる「人」のことをどのように考えていくといいのかがプレーヤーのみなさん共通の関心ごと。自社の採用に関してや、既存スタッフとの関係性をどのようにしていくといいかなどの質問が挙がりました。

また、四番町スクエアにある洋菓子店「conecone.」にも伺い、店舗の場所を体感したり、店内の様子をみることで事業の理解が深まりました。

続いて、VOID A PARTに移動し、北川さんファシリテートのもと、ハコミドリ周防苑子さん、きみと珈琲小川隆仁さん・佑美さんのお話を伺いました。

周防さんからは、この地域で創業することになった経緯や、ご自身がどのように試行錯誤をされながら、現在の事業形態に至ったのかのお話を伺いました。
小川さんには周防さんと出会ったことをきっかけにコーヒーショップを開業するまでのストーリーや、現在のビジネスについてお話頂き、参加者みんなで小川さんの入れたおいしいコーヒーを頂きました。

参加されたプレーヤーの方々からは、下記のような感想をいただきました。
・働き方について学びが多い回でした。北川さん、周防さん、小川さんそれぞれが働きたい形で滋賀で生活されている様子が印象的でした。
・元気がなかった時にお世話になったカフェのような場所を滋賀で作りたいという、創業への想いがしっかりとあって、それを日々実践されているのがわかりました。「人とのご縁に恵まれている」「運がいい」と何度も仰っていたのが印象に残っていますが、そういったお人柄に惹かれてお客さんがリピートして来られる場所になっていると感じます。飲食・卸・物販など、収益をあげるためのチャネルを分散させておられるのも勉強になりました。
・最近とても充実しています。コラボや紹介していただくことなど、忙しくなりそうです。

フィールドワークは今回が最後となりました。3回を通して滋賀の豊かさを体感するとともに、仲間と現地に行って同じ景色をみたり、同じ話を聞きながらディスカッションする大事さを感じました。