研究者と実践者との出会いが化学変化を引き起こす。ローカルリーダーズミーティング2024  7月13日(土)-14日(日)に宮崎県日南市で開催。「つながるって、前進だ!」

約30人の研究者が油津商店街に!人材、未利用資源、シニア雇用、まちづくり、希望学、多様性、自然資本、事業承継、商店街再生など、約25のコンテンツと、4テーマに分かれたフィールドワークを実施。

ローカルベンチャー協議会(事務局NPO法人ETIC.、エティック、東京都渋谷区)は、7月13日(土)‐14日(日)に、「ローカルリーダーズミーティング2024 in 宮崎県日南市」を開催します。

全国のローカルベンチャー(地域資源を活用したビジネスの担い手)、ローカルベンチャーの育成や企業との協働による産業創出に取り組む自治体や中間支援組織、地方での新規事業を考える首都圏大手企業など、約150名が参加するシンポジウムです。

今回は、研究者と実践者(起業家や自治体・企業など)との出会いを目的に、全国から約30人の研究者をゲストに迎えます。研究者の研究内容を聞き議論することで、研究者にとっては多様な現場に触れる機会となり、実践者にとっては国内外の最先端の事例に触れ、新しい知識や実践のヒントを得る場となります。

報道機関の皆様には、本イベントの全てを取材いただけます。ぜひ現地での取材をご検討ください。

ローカルリーダーズミーティング2024 in 宮崎県日南市 公式WEBサイト
https://llm2024.localventures.jp/

本イベントの2つの見どころ

(1)約30人の研究者が日南市油津商店街に集結!
会議室を飛び出し、地域のプレイヤーとのつながりを生む双方向のディスカッションを展開

今年の目玉企画となる1日目午後の「ロカデミック・まーけっと!」は、油津商店街周辺のスナックや会議室にて、ローカルと結びつきの深いテーマを専門とする研究者を囲んで、ざっくばらんに語り合う参加型コンテンツです。「ロカデミック・まーけっと!」は、「ローカル」×「アカデミック」×「コミックマーケット」の3つをかけ合わせた造語です。

参加者は10箇所の会場に分かれ約1時間のコンテンツに3回参加することができます。来場者をわくわくさせるコンテンツがズラッと並ぶ「コミックマーケット」のような雰囲気の中、現場の実践者(ローカル)と、普段はなかなか接点の持ちにくい研究者(アカデミック)が出会うことで、思いがけない化学反応を引き起こすことを狙いとしています。

今回は博士や教授に限らず、あるトピックについて高い熱量で語ることができる、地域の起業家や実践者も「研究者」として登壇予定です。学会のような改まった場ではないからこそ生まれるコミュニケーションを通じて、同じテーマに惹きつけられる全国各地の仲間や、これまでにない事例、新しいフィールドなど、地域の現場で活躍する方々にとって必要な「何か」と出会える場を生み出します。

【ブース一覧(ブース名・登壇者・専門・肩書き)】※変更の可能性があります
<資源>
⚫️「2050年の未来妄想ローカル会議③自然資本を見つめなおし、すべての生き物や地域と共存する社会」
専門:海藻 新井章吾氏(海藻研究所 所長 他)
⚫️「地熱は”地元の熱”!地域共生型地熱発電「わいたモデル」でサスティナブルな地域社会に!」
専門:地熱発電/エネルギー 赤石和幸氏(ふるさと熱電株式会社 代表取締役)
⚫️「タイトル未定」伊東将志氏(一般社団法人つちからみのれ ファウンダー)

<人・組織>
⚫️「インターンシップは、地域を救うのか?ーコーディネーターの愛はどこまで響くのかー」
専門:インターンシップ 今永典秀氏(名古屋産業大学経営専門職学科准教授)
⚫️「あなたの仕事、やる価値ありますか?ジョブ・クラフティングで紐解く新たな働き方」
専門:組織行動論 岸田泰則氏(釧路公立大学非常勤講師)
⚫️「徹底議論!地方での起業へと至る10の分岐点」
専門:地方における起業 茨木いずみ氏(ロキイズム代表)
⚫️「地域への愛着を育み人材定着につなげる『ローカルオンボーディング』研究会」
専門:人事、組織開発、発達心理 横山暁一氏(塩尻商工会議所地域人材コーディネーター)
⚫️「家業こそが地域にイノベーションを興す!600人以上が加入する家業ラボの取り組み大紹介」
宮治勇輔氏(株式会社みやじ豚代表取締役社長)

<まちづくり>
⚫️「境界は変わる。まちづくりが変わる。」
専門:経営とまちづくり 宮脇靖典氏(岡山理科大学教授)
⚫️「激論!ド〜する?ド〜なる?!役場の退職問題〜住民を巻き込んだ地域自治を考える〜」
専門:小規模自治体の地域振興 近藤一郎氏(北海道大学公共政策学研究センター研究員)
⚫️「油津に来た人にだけ(こっそり)教えるアブラツメソッド」
専門:まちの応援団づくり 木藤亮太氏(株式会社ホーホゥ代表取締役 他)
⚫️「新参者、この指とまれ!自分は地域で何ができる!?」吉田翔太氏(JR九州社員)
⚫️「調査報告 ローカルベンチャーで働く人の年齢構成〜子どもが減らないまちづくり〜」
専門:西粟倉村のローカルベンチャー事業、観光 桂田佳織氏(西粟倉村役場産業観光課主事)
専門:広報・情報発信・コミュニケーション 木村静(NPO法人ETIC. ローカルベンチャー協議会 広報担当)

<文化>
⚫️「2050年の未来妄想ローカル会議①希望学視点でとらえるローカルベンチャーと次の時代のコンセプト」
専門:希望学 伊藤俊一氏(石見銀山みらいコンソーシアム理事)
⚫️「2050年の未来妄想ローカル会議②真の”多様性”から生まれる新しいイノベーション」
専門:ギャルマインド、コミュニケーション課題の解決 竹野理香子(バブリー)氏(合同会社CGOドットコム総長)
専門:地域資源の活用、ローカルベンチャー、地域の人材支援 白水梨恵氏(一般社団法人横川kito 代表理事)
⚫️日本一スナックに通う!?宮崎で、スナック愛と地域での重要さを語り合う
専門:スナック研究 鈴木美朝氏(八戸ゲストハウス トセノイエ/喫茶ヘバナ オーナー)

<発信・デザイン>
⚫️「社会的インパクト評価の実装に向けて(仮)」
専門:社会的インパクト評価 千葉直紀氏(株式会社ブルー・マーブル・ジャパン 代表取締役)
⚫️「『震災のためにデザインは何が可能か』〜issue+designに学ぶ備え方のデザイン〜」
専門:防災×デザイン 白木彩智氏(issue+design デザイナー / 理事)

<医療・ケア>
⚫️「地域医療や介護をどうアップデートするか〜0歳から100歳まで安心して暮らせる地域づくり〜」渡部寛史氏(ノビシロクリニック藤沢 院長)

※全体で25程度のブースを準備中です。

 

(2)テーマ別の4つのフィールドワーク ※変更の可能性があります

1日目の午前には、「人材」「企業連携」「農業」「小売業」の4つをテーマに、日南市の実践者たちを訪れ、実際の取り組みからインプットやインスピレーションを受け取ります。

①人材コース 特定地域づくり協同組合の(自称)成功事例!今アツい北郷にGO!
訪問先:ACにちなん事業協同組合南いちご農園、道の駅北郷

②企業連携コース 攻める日南の簡易郵便局の裏側と今後の展望
訪問先:日南星倉簡易郵便局、Post House Tuzuri、道の駅酒谷(再開予定地)

③農業コース 日南発!グローバルな取り組みで農業を盛り上げるローカルベンチャー
訪問先:株式会社ネイバーフッド

④小売業コース 日南といえば絶対に外せない戸村!地方小売業の今後の展開について学ぶ
訪問先:株式会社戸村精肉本店

「ローカルリーダーズミーティング2024 in 宮崎県日南市」開催概要

【日時】 2024年7月13日(土)9:00〜17:10
7月14日(日) 9:00〜13:00
【対象】 全国の起業家、事業者、自治体職員、企業
【場所】 宮崎県日南市 日南商工会議所・油津商店街
※フィールドワークは日南市内各所にて実施
【詳細】https://llm2024.localventures.jp/
【主催】ローカルベンチャー協議会(事務局 NPO法人ETIC.)

【タイムスケジュール】 ※変更の可能性があります
DAY1 7月13日(土)
08:30-09:00 受付
09:00-11:00 4つのコースに分かれたフィールドワーク(参加費4,400円)
11:10-12:50 オープニングセッション
12:50-13:30 昼食(昼食代1,100円)
13:30-14:30 ロカデミック・まーけっと①
14:50-15:50 ロカデミック・まーけっと②
16:10-17:10 ロカデミック・まーけっと③
18:00-    懇親会@ホテルシーズン日南(会費5,000円)

DAY2 7月14日(日)
08:30-09:00 受付
09:00-09:20 オープニング
09:20-10:10 オルタナティブ探求セッション
10:30-11:30 テーマ毎にグループに分かれて語り合い
11:50-13:00 クロージング

 

●ローカルベンチャー協議会について 

全国13市町村が連携し地方創生の核となる「地方での起業・新規事業(ローカルベンチャー)」を創出するためのプラットフォームとして、事務局を認定NPO法人ETIC.(エティック)とし2016年秋に設立。国の地方創生推進交付金の対象事業として、2020年度までの5年間(第1期)で新規起業・事業創出の件数274件、新規起業・事業創出による売上増約58億円、起業型・経営型人材の地方へのマッチング400人という成果を残す。2021年度も同交付金事業に採択され「官民共同・地域間連携による企業版関係人口創出・右腕人材マッチングプラットフォームの開発」に焦点を当てた3年間(第2期)の事業に取り組む。現在の幹事自治体は北海道厚真町、宮城県気仙沼市、岡山県西粟倉村、島根県雲南市、愛媛県久万高原町、鹿児島県錦江町の6市町村。今回の会場となる宮崎県日南市はパートナー自治体として参画中。
https://initiative.localventures.jp/

 

●NPO法人 ETIC.(エティック)について
Move Forward. ETIC. 行動を起こす人に伴走し、つなぎ、ともに「新しい社会」をつくる。

1993年設立、2000年にNPO法人化し、人口減少、経済縮小、超高齢化社会における都市と地方の関係や、日本や世界の未来を考え、実践し、支え合い、学びを共有し、また次の未来を描く、未来をつくる人たちのコミュニティづくりの活動を推進しています。日本初の長期実践型インターンシップの事業化や若手社会起業家への創業支援を通じ、これまで約12,500名の若者たちが変革・創造の現場に実践者として参加、1,900名を超える起業家を輩出。またその仕組みを全国80地域の連携組織へ広げています。
詳細はウェブサイト www.etic.or.jp をご覧下さい。

取材いただける場合は、問い合わせフォームからご連絡ください。