自分らしいライフスタイルを模索する学生たち…
|
|
木々の葉が色づき始め、秋の深まりを感じますね。みなさんいかがお過ごしでしょうか。 ETIC.には、今年で14年目となる「地域ベンチャー留学」という春休み・夏休みを活用した1か月間の地域でのインターンシッププログラムがあります。 私たちには、日本各地で地元の事業者と若者をつなぎ、新しい挑戦を後押ししている「地域パートナー」という47団体の仲間たちがいます。地域ベンチャー留学は、その地域パートナー団体がコーディネーターとして、地元の企業やNPOでのインターン機会を提供するプラットフォームであり、毎期およそ50のプロジェクトでのインターンの募集をしています。 コロナ禍を経て、学生のみなさんの関心やインターンへのモチベーションに変化を感じています。 元々、インターンシップは、自己成長や自分が将来やりたいことを見つけるために学生時代に取り組むものでした。今も、もちろんその目的はあります。しかし、コロナ禍には、「そもそもどこで、どんな生活を送ることが自分にとっての幸せなのか」を学生たちが考えることが増え、将来的な移住も視野に入れつつ、自分らしいライフスタイルの模索のためにこの機会を活用するような傾向が見られました。 それも落ち着いた今、地域ベンチャー留学に関心がある学生のみなさんは、それぞれに自分が取り組みたいアジェンダ(社会課題や活動テーマ)があり、地域で、自然やまち、友人などとの関係を大切にした“人間らしい”生活を送りながらも、そのアジェンダに対してしっかり成果をあげられるような人になりたい、というような感覚を持っている人が多いと感じます。ウェルビーイングとサステナブル、経済性のバランスが取れた豊かな暮らしを目指している、とも言えるかもしれません。 実際に仕事として価値を生み出す試行錯誤をしながら自分の将来のあり方を考えられる活動として、参加者のみなさんに「すごく良い機会だった」と振り返ってもらえることが多いです。最前線で活躍する経営者やコーディネーターとの出会いも、新しい選択肢やロールモデルを見つける契機につながっています。 OBOGコミュニティのつながりが強いことも、大きな特徴です。現在は、プログラムの運営にもOBたちが常時20名ほど参画してくれており、半期ごとにメンバーが入れ替わり、後輩を育てる仕組みができています。 また、能登半島地震の際にも、多くのOBOGがボランティアや、復興への事業立ち上げのためなどで能登に駆けつけてくれました。自分の「第2の故郷」があることで、困ったときに助け合う気持ちが芽生えたり、挑戦がうまれる循環が育まれつつあることに、喜びとワクワクを感じています。 今後は、このコミュニティを丁寧に育みつつ、新たに自治体とも連携しながら、更に全国各地にコーディネーターを増やしていくことで、挑戦の輪を広げていきたいと考えています。OBOGから「地域コーディネーターを仕事として目指したい」という声も聞こえてくるようにもなっており、これからの更なる発展がとても楽しみです。 ▶地域ベンチャー留学WEBサイト 〜ETIC.(エティック)とは〜 |
|
生物多様性と人の生活を両立させていきたい。 西粟倉村で「ビオ田んぼプロジェクト」に取り組む太刀川晴之さん |
|
「もし、わたしの変化に、組織や社会の変化を生み出していく可能性があるとしたら?」―3ヶ月間の社会起業家ラーニングジャーニーレポート(前編) | |
ポストコロナで変わる社員ボランティア〜グローバル企業2社の取り組みから学ぶ | |
地域ベンチャー留学 |
|
アンケートご協力のお願い |
|
思いやりの連鎖を未来へ。 NPO経営の中核を担う、経営企画・幹部候補生を募集! NPO法人チャリティーサンタ |
|
【犬の殺処分ゼロを目指す】 支援者を巻込み、活動を広げる譲渡促進広報スタッフ 特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン |
|
法的アプローチで社会問題を解決する! 弁護士と共に成年後見の業務を担う事務局募集 弁護士法人ナビアス |
他にも、さまざまな機会が挑戦者募集中! |
|