NPO法人ETIC.(エティック)が事務局を務める「社会起業塾」は、これまで20年以上にわたり、社会課題解決や新たな価値創造を目指す次世代の起業家が互いに切磋琢磨する環境を整えることを通じて、その成長の後押しをしてまいりました。
また、企業や起業家などのさまざまなステークホルダーとともに、社会課題が解決されるネットワーク・エコシステムづくりを目指しています。
2002年にETIC.とNECの協働が始まったことをきっかけに誕生したプログラムであり、現在は複数企業が参画しています。参画企業はスポンサーとして起業家を支援しながら、多様な社内リソースとの連携を目指します。パートナー企業と卒塾起業家との協働事例も多く生まれています。
課題の本質を捉え、関わる人々の力を引き出しながら、思い描くビジョンに向けて恐れず挑戦と成長をしていくことのできる起業家からのエントリーをお待ちしております。

社会起業塾イニシアティブとは
NPO法人ETIC.(エティック)が事務局を務める「社会起業塾」は、これまで20年以上にわたり、社会課題解決や新たな価値創造を目指す次世代の起業家が互いに切磋琢磨する環境を整えることを通じて、その成長の後押しをしてまいりました。
また、企業や起業家などのさまざまなステークホルダーとともに、社会課題が解決されるネットワーク・エコシステムづくりを目指しています。
2002年にETIC.とNECの協働が始まったことをきっかけに誕生したプログラムであり、現在は複数企業が参画しています。参画企業はスポンサーとして起業家を支援しながら、多様な社内リソースとの連携を目指します。パートナー企業と卒塾起業家との協働事例も多く生まれています。
起業家のステージやニーズを踏まえた2コース制に
2025年度より、社会起業塾はこれまでの一律型の支援スタイルを見直し、起業家のステージやニーズに応じて選べる以下の2つのコース体制へとリニューアルされます。
また、第一線で活躍する多様な各分野の先輩起業家が、メンターとしてプログラムに加わります。
①スタートアップコース「自分自身のビジョンを具体化し、最初の事業の仮説検証を進めていく」
創業期の社会起業家を対象に、自分自身のビジョンを具体化し、最初の事業の仮説検証を進めていくことをテーマに据えたコースとなります。
また、一部の塾生は「NEC社会起業塾生」「花王社会起業塾生」として特別選抜され、各社との共創に向けた機会を追加で得ることができます。
●期間:2025年9月~2026年3月
●団体数:16団体(予定)
- うち数団体を「NEC社会起業塾生」(最大2団体)、「花王社会起業塾生」(最大3団体)として特別選抜
●主な内容:
- 合宿型の集合研修(全3回)
- 先輩起業家によるメンタリング
- ビジョン設定・戦略立案ワークショップ
- 現場実践と仮説検証による事業進化のサポート
- 担当コーディネーターや起業家とのピア相談
- 社会起業家の基礎講座(社会起業家のマインド、顧客ニーズ調査など)
- 企業との共創セッション
- 最終発表会(DemoDay)
●メンター(一部)
- 竹内 弓乃 氏/特定非営利活動法人ADDS 共同代表(理事)
- 今井 紀明 氏/認定NPO法人D×P(ディーピー) 理事長
●対象となる方々
- すでに顧客や当事者に対してサービスやプログラムの提供実績があり、創業3年未満の社会起業家
- 取り組む社会課題の解決に強い想いを持っていること
- メンターや他者の助言に耳を傾けながら、事業の徹底的な検討と現場での仮説検証に自ら取り組み、必要であれば根本から見直すという準備ができていること
- 期間中の合宿・メンタリング・研修、最終報告会やパートナー企業とのセッションなど、すべてのプログラムに代表者がコミットできること
②インパクトコース「ビジョンの実現に向け、強く健全な経営チームをつくる」
成長期およびその準備期の社会起業家を対象に、挑む社会課題にしっかり向き合い、ビジョンや成長戦略を見直し、その実現に向けた強く健全な経営チームをつくることをテーマに据えたコースとなります。
●期間:2025年10月~2026年3月
●団体数:7〜8団体程度(各団体、最大2名ずつの参加が可能)
●主な内容:
- 合宿型の集合研修(全3回を予定)
- 先輩起業家によるメンタリング
- 実践例に学ぶフィールドワーク
- ビジョン設定・戦略立案ワークショップ
- 担当コーディネーターや起業家とのピア相談
- 企業との共創セッション
- 最終発表会(DemoDay)
●メンター(一部)
- 大西 連 氏/認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい 理事長
- 土屋 有 氏/地域資源ブランディング株式会社 代表取締役、株式会社CNC(旧:Community Nurse Company)取締役、国立大学法人宮崎大学 地域資源創成学部 准教授
●対象となる方々
- サービス・プロダクトの提供に一定の実績があり、拡大・発展に向けた動きを開始している(またはすでに着手している)
- 組織マネジメントや財務、意思決定に関する課題を抱えながらも、理念と納得感に根ざした経営を目指している
- 社会的インパクトの拡大に向けて、事業の次なる展開を考える意思がある
企業との共創プログラムも強化・進化
加えて、本年度からはパートナー企業の社員が“サポーター”として社会起業家の伴走に主体的に関わる仕組み「共創プログラム」を強化します。この取り組みにより、企業社員も変化と学びの当事者となり、社会課題に対する理解と共感の輪が広がることを期待しています。
<共創プログラム概要>
- 1Day課題解決ワークショップ
- テーマ別の対話・共創セッション
- 最終発表会(DemoDay)への参加
<期待する効果>
- 社会課題解決の視点・マインドを育む人材育成
- 将来的な協働可能性のあるネットワークの創出
- 社員のエンゲージメント向上
今後は多様な業種・規模の企業との連携も視野に入れながら起業家と企業、そして社会全体をつなぐ共創のプラットフォームとして、さらなる進化を目指します。
※詳細は社会起業塾イニシアティブのHPを参照ください
社会起業塾イニシアティブオフィシャルパートナー:日本電気株式会社、花王株式会社
プログラムパートナー・協力団体:株式会社電通、人と組織と地球のための国際研究所 IIHOE
NPO法人 ETIC.(エティック)について
Move Forward. ETIC.
行動を起こす人に伴走し、つなぎ、ともに「あたらしい社会」をつくる。
1993年創業、2000年にNPO法人化、2017年に認定NPO法人取得。起業家育成、企業や自治体などの異なるセクター間の共創コーディネート、コーディネーター育成に取り組んでいます。手がけてきた実践型インターンシップや起業⽀援プログラムに約16,000名が参加し、約2,100名が起業しました。https://www.etic.or.jp/
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