「時間的制約」を力に変える組織へ。ETIC.、JPモルガン・チェースの協賛で女性活躍を起点とした中小企業伴走支援プログラム「はたフレ!」を実施

全国7エリアの地域パートナーと連携し、女性をはじめ多様な人材が働きやすい企業づくりを応援

認定NPO法人ETIC.(エティック、東京都渋谷区、以下「ETIC.」)は、JPモルガン・チェースの協賛のもと、女性の活躍を起点に据えた地域中小企業向け伴走支援プログラム「はたフレ!」を2026年4月より始動しました。

本プログラムは、介護や育児など時間的制約を抱えながら働く女性をはじめ、誰もが力を発揮できる「新しい働き方」に優しい企業づくりを後押しするもので、全国7エリアの地域パートナー団体と連携しながら、2027年6月までの約1年間にわたり実施します。

7月30日には東京都内で第1回の集合研修を開催し、参加企業32社・47名に加え、地域コーディネーター16名を含む計63名が参加しました。当日は一部の連携エリアの商工会議所や金融機関など、地域の支援機関からの参加もありました。続く9月29日(東京)・10月5日(大阪)には第2回集合研修を実施し、参加企業がそれぞれ自社の施策の具体化や人材ターゲットの明確化に取り組みました。11月上旬からの7つのエリアごとに第3回研修を実施し、2027年6月までの定着支援・成果報告に向けて、地域ぐるみで「新しい働き方」に取り組む企業を全国で増やしていきます。

取り組みの背景:人手不足という経営課題と、活かしきれていない女性の力

企業を取り巻く社会環境が大きく変化するなか、中小企業の50%以上が人材不足を経営課題の一つに挙げています。一方で、日本の労働力人口は過去最多水準というデータもあり、企業側と人材側との間でミスマッチが起きているのが現状です。

なかでも、出産・育児・介護などライフイベントによる時間的制約を抱える女性は、意欲や能力があっても、これまでの雇用慣行や評価制度のもとでは力を発揮しきれていないケースが少なくありません。ETIC.は、人手不足の解消と女性の活躍を切り離さず、企業が女性を「特別な配慮の対象」ではなく「経営にとって欠かせない戦力」として迎え入れられる組織へと変わっていく必要があるという課題意識のもと、プログラム「はたフレ!」を企画しました。

「はたフレ!」プログラム概要

「はたフレ!」は、地域の中小企業を対象にした伴走支援型プログラムです。時間的制約のある女性をはじめとする多様な人材が業績を伸ばすカギになるという視点に立ち、これまでの雇用慣行や社内制度を見直しながら、多様な人材が活躍できる「組織の土台」づくりをサポートします。

プログラムは全国7エリアで展開し、地域パートナー団体による伴走支援のもと、参加企業同士が他企業・他地域の取り組みを学び合いながら、女性の採用・登用・定着を見据えた組織変革を進めます。さらに、地域の支援機関や自治体とも連携し、地域全体へ波及させていくことを目指します。

はたフレ!特設サイト:https://hatafure.etic.or.jp/

これまでの実施状況

時期フェーズ内容
2026年4〜6月アンケート調査・ヒアリング地域企業の現状把握のためのアンケートとヒアリングを通じ、どのような取り組みが必要かを明らかにする
2026年7月6日エリア意見交換会地域で伴走支援を行うコーディネーター意見交換会をオンライン開催。7エリアのパートナー団体が参加し地域を越えた意見交換を行った
2026年7月30日第1回集合研修第1回集合研修を東京都内で開催。テーマは「各社の人事戦略の解像度を高める/多様な人材を生かす経営戦略の基礎」。参加企業32社・47名に地域コーディネーター16名を加えた計63名が参加(商工会議所・金融機関など地域の支援機関からの参加も含む)
2026年9月29日(東京)/10月5日(大阪)第2回集合研修第1回研修を経て、東京・大阪でそれぞれ開催し、自社で取り組む施策の具体化及び人材ターゲットの明確化を行った。

今後の実施スケジュール(2026年11月〜2027年6月)

時期フェーズ内容
2026年11月上旬~第3回集合研修(地域別開催)地域の起業ごとに実施アクションの推進共有/採用アクションに向けた取り組みの具体化を行い、地域内の支援機関とも連携した取り組みを実施
2026年11〜12月実践/採用・制度整備地域パートナー団体とともに、各社で定めた人事戦略や採用計画に基づき社内への導入を支援。各社内での受入体制の整備や採用活動の実施を目指す
2027年1〜6月定着支援/成果報告実際に人材の採用を目指す。パートナー団体が採用された人材の定着の伴走支援を行い、各社の取り組みをロールモデルとして可視化、地域全体で多様な人材が活躍するためのモデル事例をまとめ、地域内で成果報告会を実施する

実施エリア&パートナー団体(全国7エリア)

各地域のパートナー団体は、いずれも地域に根差した人材育成・組織開発の実績を持ち、本プログラムでは地域コーディネーターとして参加企業の伴走支援を担います。地域の支援機関や自治体とも連携しながら、地域単位での仕組みづくりにも取り組みます。

エリア:群馬県高崎市・前橋市他
パートナー団体:一般社団法人World in You・株式会社ライフサカス(共催)


エリア:神奈川県横須賀市・三浦市
パートナー団体:一般社団法人SOIL&CO.


エリア:長野県塩尻市・松本市
パートナー団体:NPO法人MEGURU・株式会社さんろくご(共催)


エリア:福井県嶺北エリア
パートナー団体:株式会社akeru


エリア:大阪府大阪市・兵庫県神戸市・阪神間エリア
パートナー団体:NPO法人JAE


エリア:兵庫県淡路市・洲本市・南あわじ市
パートナー団体:淡路ラボ・島の人事部


エリア:和歌山県紀南地域
パートナー団体:株式会社TODAY

地域の企業・団体の皆様へ

「はたフレ!」は、企業で多様な人材が活躍する取り組みを単独企業の単発の研修で終わらせず、地域コーディネーターによる継続的な伴走と、エリアを越えた企業同士の学び合いによって、それぞれの地域に合った「新しい働き方」を一緒にかたちにしていくプログラムです。すでに複数のエリアで、商工会議所や金融機関など地域の支援機関にもご協力をいただきながら、企業が女性をはじめとした多様な人材が活躍する組織になるための取り組みを進めています。

人手不足や採用に課題を感じている企業の皆様、地域全体で人材確保・定着の仕組みづくりに関心のある商工会議所・金融機関・自治体等の皆様は、お近くの地域コーディネーター(上記パートナー団体)または下記お問い合わせ先まで、お気軽にご連絡ください。

ETIC.として取り組む意図

ETIC.は1993年の創業以来、実践型インターンシップや起業家支援プログラムを通じて約19,000名の参加者を送り出し、これまで約2,400名の起業家を輩出してきました。長年、企業・行政・NPOといった多様なセクターを巻き込みながら「挑戦したい人を支える仕組みづくり」に取り組んできた知見をもとに、今回は人手不足という構造的な課題に対し、地域の中小企業が女性をはじめとした多様な人材を「経営の中心的な戦力」として迎え入れられる組織へと変わっていくプロセスそのものを支援します。

今回のプログラムは女性活躍を制度や数値目標だけで終わらせるのではなく、各企業が自社にとって「働く人の何を大切にしたいか」を言語化するところから始め、採用や評価、働き方そのものを見直していく――そうした地道な組織変革を、単発の研修で終わらせず、全国の地域パートナー団体による継続的な伴走支援と、地域を横断した企業同士の学び合いを組み合わせることで後押しします。一社の取り組みを地域全体のモデルへと広げ、女性をはじめ誰もが自分らしく力を発揮できる「新しい働き方」が、特別なことではなく当たり前の選択肢として根づいていく社会の実現に貢献していきます。

主催団体概要

NPO法人ETIC.(エティック)について

Move Forward. ETIC.
行動を起こす人に伴走し、つなぎ、ともに「新しい社会」をつくる。 

1993年創業、2000年にNPO法人化、2017年に認定NPO法人取得。起業家育成、企業や自治体など異なるセクター間の共創コーディネート、コーディネーター育成に取り組んでいます。手がけてきた実践型インターンシップや起業支援プログラムに約19,000名が参加し、約2,400名が起業しました。 所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-22-3 渋谷東口ビル5階 
公式サイト:https://www.etic.or.jp/ 

JPモルガン・チェースについて

JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー (NY証取: JPM) は総資産5.1兆ドルを有する世界有数のグローバル総合金融サービス会社です。投資銀行業務、個人・中小企業向け金融サービス業務、コマーシャル・バンキング業務、金融取引資金管理業務、資産運用業務において業界をリードしています。世界で展開する法人向け事業は「J.P.モルガン」、米国における個人向け事業は「チェース」ブランドを用いて、世界有数の事業法人、機関投資家、政府系機関および米国の個人のお客様に金融サービスを提供しています。詳細はウェブサイト https://www.jpmorganchase.com/ をご覧下さい。

J.P. モルガンの社会貢献活動について

J.P.モルガンは、グローバルに広がるネットワーク、人材、リソースを活用して地域および世界でインクルーシブな経済成長を実現することをミッションとしています。また、世界各国が直面している社会の課題には、政府、企業や非営利団体が共に取り組むことが効果的という考え方をベースに企業責任(CR)活動を展開しています。同時に、社員もそうした社会課題を理解し、専門力を活かしたプロボノやボランティア活動に積極的に参加しています。日本では、若年無業者や女性に対する就労支援と、起業家やスモールビジネスへの支援の2つの分野に注力しています。
日本におけるJ.P.モルガンについてはウェブサイト https://www.jpmorgan.co.jp/ をご覧下さい。

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