ナレッジ・ノウハウ
SDGsの危機的状況をどう乗り越えるか。モヤモヤ(ネガティブ・ケイパビリティ)を共有できる仲間の存在が社会を支え、未来をつくる。――NPO法人ETIC.創業理事 佐藤真久さんからソーシャルセクターの皆さんへのメッセージ
みなさま、こんにちは。
年度末で事業も佳境を迎えていらっしゃるところもあるかと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。
今日は、4月に開催する勉強会のお知らせです。次回のテーマは「選考面接の質を上げる」です。
NPOをはじめとするソーシャルセクターの組織では、規模が比較的小さく、採用活動が頻繁ではないため、専任の「人事担当者」を置くことが難しいのが現状です。その結果として、団体の代表や現場スタッフが、他の業務と兼任で採用活動や選考面接を担当するケースが多くなっています。
しかし、面接経験や採用に関する知見が不足しているため、「どのような質問を投げかけ、どう判断すれば、求める人材を採用できるのか」という問いに対し、確信をもって答えられないという課題があります。また、事前準備が不十分なまま面接に臨むと、以下のような状況を引き起こしがちです。
●「とりあえず話を聞く」ことに終始してしまう。
● 質問が場当たり的になる。
● 評価基準が曖昧なまま合否を判断してしまう。
これにより、面接官ごとの判断基準や進め方にばらつきが生じ、組織としての採用の一貫性が保たれず、結果的にミスマッチにつながるリスクがあります。
さらに、法律上聞いてはいけない質問(タブー)など、最低限押さえておくべき基本的なルールを知らないまま面接に臨むことによる、コンプライアンス上のリスクも存在します。
.png)
こうした課題に対して「経験を積めばなんとかなる」と個人に委ねるのではなく、組織として面接の「型」や選考面接における「観点」を共有することがとても大切です。
今回の勉強会では、認定NPO法人フローレンスさんにご協力いただき、現場スタッフが質の高い面接を行うために実際に使っている研修コンテンツやツールの一部を共有いただきます。
フローレンスさんでは、人事に限らず現場スタッフが面接をすることを前提に、誰が行っても一定のレベルを担保できるよう、面接の進め方や評価の基準を整理し体系化されています。
その実践知に基づき、初めて面接を担当する方が知っておくと安心な基本知識や、面接経験の浅い方が自信を持って臨めるような事例をお話いただきます。後半は質問の時間や、皆さまと話し合うオープンディスカッションとして、自社での工夫や課題なども扱っていけたらと思っています。
今の面接に不安を感じている方はもちろん、「今後、面接ができるスタッフを増やしたい」と考えている組織にとっても、ノウハウ共有や再現性を確保するためのヒントが得られる貴重な機会です。
ぜひ、ご参加ください。
※本記事は2026年3月30日配信の『人材獲得 / 組織づくりメルマガ』の内容を転記したものです。メルマガの登録はこちらからお願いいたします。
※コメントは最大500文字、5回まで送信できます