ナレッジ・ノウハウ

ほしい人材から応募が来ない時に試してほしいこと

「エントリーはあるものの、ほしい人材とは異なっていて採用が難しい」という悩みをよく聞きます。よくある事例が、ほしい人材像と求人記事(業務内容・求める要件)の書きぶりにズレがあるケースです。

例えば(わかりやすいように少し誇張しますが)、データ入力や窓口対応など現場のオペレーションがメイン業務なポジションに対し、求人記事内の求める人材像が「事業立ち上げに関心がある人」になっているようなケースです。

小さな組織では、一人ひとりの業務範囲が広いため、最初はオペレーション業務から入っても、後々は企画やマネジメントなどの仕事もお願いしたいケースは多いです。しかし、将来的にやってほしいことを要件に混ぜる結果、現在担ってほしい業務との適合が崩れてしまいます。上記の例で言えば、事業立ち上げに関心がある人は、粛々とした現場業務に興味がない傾向にあります。

また、「経験のない優秀な若手、または類似業務の経験がある即戦力な30代後半から40代のどちらかがほしい。幅広く募って、来た人によって業務設計を変えたい。」という場合も、求人記事が玉虫色になり、ぼやけてしまうこともあります。結果的にほしい人材層からみて、魅力的に映らなくなってしまうのです。

そこで提案したいのが、求人記事を「分ける」ことです。

すぐに担ってほしい業務に注力したバージョンと、将来的に担ってほしい業務に重きをおいたバージョンと2つ作成します。どちらから入っても同じポジションの募集なのですが、オペレーション業務が得意な人に向けて書くのか、企画や事業推進がやりたい人に向けて書くのかで、タイトルのつけ方や記事の書き方が変わります。

DRIVEキャリアでは10ページまで料金変わらずに記事公開できますので、記事を読んで思い当たる方はぜひお試しください。また、「採用要件に悩んでいるので壁打ちしてほしい」などご要望あれば、お気軽にお声がけください。

採用相談(無料・オンライン)

2013年から、社会課題解決に特化した求人メディアとしてDRIVEキャリアを運営してきました。現在、数千人のメールマガジンの購読者やSNSのフォロワーを保有し、多くの人たちから社会課題解決の仕事を探すなら「DRIVEキャリア」という認知を得ています。

ほしい人材像にどのように情報を届けるのか

いい人に出会うにはどう訴求すればよいのか

採用担当者の皆さんは日々悩まれていることとおもいます。まずは一度、コーディネーターに相談してみませんか。

採用相談では、組織・事業の状況をお伺いしながら、市場の動向を踏まえ、最適な人材像を明確にし、その人材を採用するための方針を共に考えます。方針に沿って、貴団体の魅力を伝えるにはどんなワードがよいか、求職者側のトレンドも押さえた言葉選びや表現もアドバイスさせていただくので、お気軽にご連絡ください。

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※本記事は2025年11月27日配信の『人材獲得 / 組織づくりメルマガ』の内容を転記したものです。メルマガの登録はこちらからお願いいたします。